2011年2月5日土曜日

ファンダメンタルとテクニカル

ファンダメンタルテクニカル。素人トレーダーが勝てるようになるためにはどちらを優先すべきでしょうか?

おそらくプロの方に聞いた場合には、素人トレーダーはテクニカルばかりをみてトレードしている。もっとファンダメンタルを活用した方がよいという答えが出てくると思います。
活用できる情報を活用した方がよいに決まっているからです。

しかし、活用方法が問題です。通常フルタイムでトレードを行えない、またリアルタイムで海外情報を英語で取得するような環境やスキルをもっていない素人トレーダーを考えた場合にファンダメンタルで「短期」トレードをするのは非常に危険だと思っています。

なぜか?下記のようなパターンを繰り返すことになることが容易に想像できるからです。

遅れた情報でトレードを行う;
既に市場はその情報で調整された相場になっている⇒トレンドに乗ろうとポジションを持つ⇒利食い等で相場がこれまでと逆に動き出す⇒含み損となる(短期取引では確実に損失を積み重ねることになる)

つまり、素人トレーダーがファンダメンタルを参考にするのであれば、中長期に影響のあるような内容に限り、中長期の方向性の予測に限定して使用すべきだと思います。

またファンダメンタルを参考にしたトレードを行うにしても、テクニカルの側面を無視するわけにはいきません。

つまり、勝てるトレードをするためには、チャートの動きを基本とした価格の動きを読むテクニカルの手法が重要になってくるということになります。

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